オーボエ銘柄 |
メーカー解説と品番 (掲載以外でも買取できます) |
マリゴオーボエ
marigaux
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1935年、ストラッサー、マリゴ、ルメールの3人によってストラッサー・マリゴ社が設立された。当時オーボエだけでなく、様々な管楽器を製作していた。1975年には「マレーヌ」社を買収したが、1981年からはオーボエとクラリネットの製作に専念し、とりわけオーボエは世界60ヶ国以上の有名オーケストラ奏者たちに選ばれるトップブランドとして、押しも押されもせぬ地位を得ている。
2007年6月、1975年以来マリゴの極東総代理店であった野中貿易株式会社が「MARIGAUX sas」を買収。マリゴ社と野中貿易、両社のアイディアと技術力が結集され、世界の演奏家・愛好家の厳しい要望に応える楽器が世に送り出されており、「マリゴ」は世界で最も著名な管楽器ブランドのひとつとして知られ、長きにわたって世界の偉大な演奏家たちと素晴らしい関係を築いている。
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ヤマハオーボエ
YAMAHA |
明治30年(1897年)日本楽器製造株式会社(ニチガク)として発足、YAMAHAのブランド名で展開してきたが、創業90周年の昭和62年(1987年)に社名をヤマハ株式会社に改称。創業以来の事業であるピアノ製造をはじめとする伝統的な楽器事業は国内トップブランドであり、質の良さから海外においても非常に知名度が高い。楽器作りの総合メーカーを目指し管楽器の製造に着手したのは1960年代始めであり、それ以降、技術革新のノウハウを蓄積し、全世界から認められるブランドに成長。ヤマハのオーボエは快適な操作性と優れた吹奏感が特長
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リグータオーボエ
rigoutat |
1922年、シャルル・リグータが創業、ローランド、現社長のフィリップと親子三代に渡りオーボエ製作を続けている。1951年、ブリュッセルの国際博覧会において名誉ある賞を受賞し、その後も数々の栄誉を獲得、世界の一流演奏家に愛用されている。常に配慮しているふくよかであたたかい音色は、デルフィーヌやリークなどのスチューデントモデルから、様々なボアオプションが特徴のプロフェッショナルモデルまで、随所に顕れている。
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ヨーゼフオーボエ
JOSEF |
ベルリンのオーケストラでオーボエ奏者として活躍していた仲村幸夫氏が理想の音色を追い求め、演奏者から楽器の作り手へと転身。帰国後、埼玉県に「ムジーク・ヨーゼフ」を設立し、オリジナルのヨーゼフ・オーボエが完成したのは1991年。2007年に出身地である沖縄県へ移転した。日本国内では唯一のオーボエ専門メーカーであり、演奏者の立場にたった楽器製作の評価は世界中で高まり、国内外の一流オーケストラ奏者から信頼を得ている。製作本数が限られているため、流通数は少ない。
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F・ロレーFオーボエ.
Loree(France)
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1881年、フランソワ・ロレーがパリに工房を設立。1902年に息子のルシアンが工房を引き継ぎ、数々の革新的技術を生み出す。その最たるものが現在のオーボエの原型「コンセルヴァトワールシステム」で、1906年には全世界で使用されるようになる。1974年、キャバール社を引き継ぎ、正確な音程と高い品質を誇るスチューデントモデル「キャバール」を製作、また、子供が練習できるオーボエが欲しいという要望により「キャバール・プチ」を開発。1989年には最高傑作である「ロイヤル」が製作され、その誕生とともにロイヤルはオーボエ奏者の憧れの的となる。伝統と先進的技術を融合させたオーボエは究極的な美しさを保っている。音程補正などは最新のテクノロジーを使用し、最終的な仕上げを手作業で行うスタッフには継続的なトレーニングを行うなど、厳密な品質管理がなされている
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