マンドリン解説
マンドリンはイタリア発祥の撥発弦楽器です。撥弦楽器(はつげんがっき)とは、何らかの方法で弦をはじく(撥)ことによって音を出す楽器の総称です。共鳴胴を利用して音を増幅させる構造の物が多い。現在、もっとも一般的にみられるのは17世紀中頃に登場したナポリ型マンドリンから発展したもので弦はスチール製の8弦4コース、調弦は低い方からG-D-A-E。ただしヴァイオリンと違って指板にはフレットがあり、ピックを使って演奏します。撥弦楽器であるマンドリンはギターと同じく持続音が出せない楽器である。この問題は高音においてギターより大きな問題となり、その結果、持続音を模したトレモロ奏法が使われる。マンドリンにはナポリ型や、フラットバックのポルトガル型や半分のサイズのバンジョー型等がある。ナポリ型マンドリンは糸巻軸の金属棒が外に飛び出ているタイプのマンドリンを指し、ローマ型マンドリンはギターと同じ方式の糸巻軸をしているものを指す。マンドリン属の弦楽器には他にマンドラ、マンドチェロ、マンドローネ、マンドロンチェロなどがある。
マンドリン・マンドラ・セロ解説
マンドリンmandolin [英語] mandoline [英語][フランス語] ・Mandoline [ドイツ語] mandolino [イタリア語]
マンドリンの弦高さは12フレットで2㎜が標準です。マンドラの弦高さは2~3ミリです。
大野マンドリン 買取りお見積りポイント
年式、品番、楽器の状態で買取のお見積もりができます (写真はカラーチェ)
■品番の刻印
ホールから確認
■シリアル番号
ラベルに記載
■外装・楽器状態
傷、われ、ネック
大野マンドリン 品番
大野マンドリン OM-1
表板 | 松 |
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胴材 | カエデ (リブ有) |
ヘッド | ナポリ型 |
指板 | 黒檀 |
フレット | 24 |
大野マンドリン OM-2
表板 | 松 |
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胴材 | 高級カエデ (リブ有) |
ヘッド | 渦巻 |
指板 | 黒檀 |
フレット | 24 |
大野マンドリン OM-3
表板 | 高級松 |
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胴材 | 高級カエデ (リブ有) |
ヘッド | 渦巻 埋込式 |
指板 | 黒檀 |
フレット | 27 |
大野マンドリン OM-4
表板 | 高級松 |
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胴材 | 高級カエデ (リブ有) |
ヘッド | 渦巻 埋込式 |
指板 | 黒檀 |
フレット | 27、 ポジションマーク有 |
大野マンドラ 品番
大野マンドラ OD-1
表板 | 松 |
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胴材 | カエデ (リブ無) |
ヘッド | ナポリ型 |
指板 | 黒檀 |
大野マンドラ OD-2
表板 | 松 |
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胴材 | 高級カエデ (リブ無) |
ヘッド | 渦巻 |
指板 | 黒檀 |
大野マンドラ OD-3
表板 | 高級松 |
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胴材 | 高級カエデ (リブ有) |
ヘッド | 渦巻 埋込式 |
指板 | 黒檀 |
大野マンドラ OD-4
表板 | 高級松 |
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胴材 | 高級カエデ (リブ有) |
ヘッド | 渦巻 埋込式 |
ネック | カエデ |
指板 | 黒檀、 ポジションマーク有 |
大野マンドセロ 品番
大野マンドセロ OC-1
表板 | 松 |
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胴材 | 高級カエデ (リブ無) |
ヘッド | ナポリ型 |
指板 | 黒檀 |
ボディ | ラウンド |
大野マンドセロ OC-2
表板 | 高級松 |
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胴材 | 高級ローズウッド (リブ無) |
ヘッド | ナポリ型 |
指板 | 黒檀 |
ボディ | ラウンド |
大野マンドセロ C-3
表板 | 松 |
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胴材 | 高級ローズウッド (リブ有) |
ヘッド | 渦巻埋込式 |
指板 | 黒檀、 ポジションマーク有 |
ボディ | OC-S専用ラウンドボディ |
マンドリンのお手入れ
ピックの手入れは細かい耐水ペーパーを利用するのがよい。ピックの材質はプラスティック、ベッコウ、ラバーで形や厚みは種類が多いので曲目によって演奏者のぴったり感はお試しください。楽器の手入れとしては木工製品ですから楽器を直接地肌にあてて汗が付かないようにしましょう。湿気の多い季節は乾燥剤など入れておきましょう。お掃除は常に清潔するために弦の下側、指板や、表面板に埃がないように、弦の裏側や指板や表面板も、弦の下に布を挿んで手入れしましょう。
- 楽器の演奏後は、やわらかいクロスで楽器についた汗をふき取る
- 指板の汚れは弦の交換時にふき取りさび、ネック反りの予防
- ケース内で楽器がガタつかないように内部で固定しましょう
- 糸巻き部分は動きを円滑にするため磨耗、錆び予防として注油
- 何日も使用しない時は、弦を緩めておくことでネックのソリ予防
- 夏は湿気予防で乾燥剤を入れるのがよい、冬は乾燥に注意
- 暖房熱、直射日光に注意しましょう
- 車の中には長時間置かないようにしましょう
- 夏は短時間でも置かないようにしてください
マンドリン(マンドラ)・マンドチェロのチューニング
マンドリンの調律は低音よりGDAE(バイオリンと同じ)と合わせます。初心者は楽器のチューナーを利用するのがよい。キーボードなど音程が一定の楽器を利用するのもよい。マンドリンは5度音程の楽器なので、各弦の7フレットを押さえて弾いた音と、その上の弦を開放して弾いた音が一致しています。G音がひとつ取れれば後はチューニングで来ます。音叉でA音をとり全体を合わせることも出来ますが上級者用のチューニングです。
- マンドリン・マンドラテノールの調弦はG(ソ)D(レ)A(ラ)E(ミ)
- マンドロンチェロの調弦は低い方からC(ド)G(ソ)D(レ)A(ラ)
- マンドリンmandolin [英語] mandoline [英語][フランス語]
- Mandoline [ドイツ語] mandolino [イタリア語]
- マンドリンの弦高は12フレットで2㎜が標準です
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楽器買取りの流れ
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