管楽器買取・弦楽器買取-楽器の買取をしてきた中でどのようなタイミングで楽器を手放されるケース(事情)があったのかをまとめています

楽器を手放すタイミングと買取ケース(事情)は人それぞれ

楽器を手放すそれぞれの事情(買い替え・下取り・ご処分)

現在、当方が買い取りを行っている楽器の8~9割は、個人のお客様が所有していたものです。楽器を手放される理由は当然「不要になったから」ということなのですが、そこには様々なケースがあります。 このページでは、実際に楽器の買取をしてきた中でどのようなタイミングで楽器を手放されるケースがあったのかをまとめています。楽器は寝かせておいても熟成しませんし、演奏されてこそその楽器は生きてくると思います。せっかくの名器が押入れの奥に眠ったままになってしまっている、ということが少しでも少なくなればと思っています。
私たちは、楽器を大切に扱ってきた方から、大切に扱ってくださる方への橋渡しをできればと思って日々の業務に取り組んでおります。このページの内容をご覧いただいて、楽器を手放すタイミングはどういったときなのかについて参考にしていただければと思います。

 

クラリネット、バスクラリネット、オーボエ、オーボエダモーレ、イングリッシュホルン、リコーダー・ピッコロ、フルート、サックス、トランペット、トロンボーン、ホルン、ユーフォニアム、チューバなどの管楽器、チェロ、マンドリン、マンドラ、クラシックギター、ウクレレ、サイレントチェロ、バイオリンなどの弦楽器、マリンバ、コンパクトドラムセット、ヤマハ電子ドラム、ローランド電子ドラムなどの打楽器&ウインドシンセサイザーを買取しています! まずは、お気軽に無料の買取のお見積りからどうぞ! ♪簡単で便利な楽器の梱包材も無料でお送りいたします♪

今よりももっとグレードの高い楽器に買い換えるため

今よりももっとグレードの高い楽器に買い換えるため楽器買取

グレードアップをお考えの為、現在使用している機種をお売りいただく場合。これは楽器を演奏していらっしゃる方なら必ずご経験があると思うのですが、ビギナー用を購入して使用しているうちに自分の演奏技術が上達すると、上位機種が欲しくなります。そして、長年楽器を演奏していれば、その楽器について詳しくなっていきます。材質と機構の違いが音色に与える影響や、音楽のジャンルによってマッチするメーカーや機種など、どんどんその世界を掘り下げていった結果「憧れの○○が欲しい!」と思うのは当たり前です。

しかし楽器の演奏にはゴールも正解もありません。上位機種を購入したところで、さらに自分の表現方法にぴったりくる楽器を探してしまいます。そうすると今までの楽器は自然に眠ってしまうこととなります。自分の体は一つしかありませんし、何より今は憧れて手に入れた楽器に満足しているのですから、過去の楽器は出番がなくなってしまいます。

出番がなくなりそのまま放置しておけば、楽器の品質は下がっていきます。これまで大切に愛用してきた楽器だし、どこかでまた音楽を愛する誰かに使ってもらえたら‥少しでも高く買い取ってもらえれば、新しい機種の購入資金として足せる‥そういったことから、楽器専門店として中古楽器の買い取りを行っているドレミ楽器に託してくださいます。

ドレミ楽器は楽器専門店ですから、楽器の価値を正しく査定することができますし、相場より安く買い叩くということはありません。買い取りをした後の楽器は専属の管楽器メンテナンス技術者がしっかり修理・調整を行ってから再販していますので、新しいオーナー様にも喜んでいただけるのです。

楽器を始めたけれど挫折してしまった・・・

楽器を始めたけれど挫折してしまった・・・楽器買取

次に、楽器を始めてみたけれど残念ながら挫折してしまい、二度と演奏することはないから、とお売りいただく場合。お子さんが入学して吹奏楽部に入部、ご両親様が「頑張って!」とエールを込めて楽器を購入してあげたものの、僅か三ヶ月経過しただけで「練習がとっても厳しいから、吹奏楽部はもう辞~めたっ」とあっさり一言。そして折角購入した楽器の行く先がなくなってしまうことがあります。

お子さんからすれば立派な理由なのでしょうが、その一言で片付けてしまうなんて、ご両親様のお気持ちを考えるとなかなか複雑なケースではあります。お子さんは完全に楽器を諦めてしまった様子だけれど、かといってご両親様が演奏するわけでもないですし、決して安い買い物ではなかったのですから、少しでも取り戻したいという大人の事情はよくわかります。

また、大人の方が趣味として始めようとスクールに入学されたり、独学で学ばれたりした結果、挫折してしまうこともあります。楽器の演奏は想像していたものとかなり違っていた、どれだけ練習しても音が全く出ない‥これでは趣味として続けていっても楽しくありませんよね。そこで「別の趣味に投資するためのお金を作ろうかな」と手放されます。

この場合は、買ったばかりだから購入店で相談してみよう!と、楽器店へ連絡される方が多いです。しかし、新品楽器をメインで販売していらっしゃる楽器店は「新たに購入する場合は下取りするが、単品での買い取りは不可」とされるようです。楽器を趣味として続けていくのは辞めると決めたのに、もう一本買うことになるなんて無理ですよね。そこで、楽器専門店でありながら「買い取り」だけを行っている当方に査定のご依頼をいただくのです。

ライフスタイルの変化によって楽器を手放さざるを得なくなった・・・

ライフスタイルの変化によって楽器を手放さざるを得なくなった・・・楽器買取

楽器はずっと続けていきたいと思っていたけれど、泣く泣く手放される場合。これは大きく二つのパターンがあります。まず、学生時代などは学校の音楽室で思う存分演奏していたけれど、就職して所属がなくなった途端、練習場所がない‥というケースです。日中はお仕事ですから、練習時間は早朝か夜間しか選択肢がありません。けれど、早起きしてかき鳴らそう!皆が寝静まってから思い切り演奏しよう!なんて、近所迷惑になるような行為はできないですよね。

休日なら昼間に出来るから問題ないじゃないのかといえば、それもまた住宅密集地では簡単にはいきません。自宅に防音室があれば問題ありませんが、そのような設備がある家の方が珍しいです。楽器を少し練習したいと思いついたところで、貸しスタジオを探し、そこまで楽器を持って移動して、時間ごとの料金を払い‥個人で演奏するだけなのに、どんどんハードルが高くなってしまうのです。

生活スタイルの変化で楽器を演奏する機会がなくなり、クローゼットの中で眠ってしまうだけになるなら、もう一度誰かのもとで楽器として役割を全うしてほしいという思いを乗せて、お売りいただくことがあります。

病気やケガで演奏ができなくなってしまった

病気やケガで演奏ができなくなってしまった楽器買取

もう一つは、ご病気や怪我で演奏ができなくなってしまうケースです。文科系の趣味のようでいて、実は楽器演奏にはかなり体力が必要です。学生時代に吹奏楽部に所属されていた方なら、練習前の基礎体力作りが思い出の一つとして残っていらっしゃるのではないでしょうか。

肺気胸を患いフルートが演奏できなくなってしまった、椎間板ヘルニアのためテナーサックスを持って吹くことが負担になった、腱鞘炎でアコースティックギターを鳴らすことができない、五十肩が悪化しアコーディオンの肩ベルトが苦しい‥等、実際にこういったお客様から楽器を託していただいたことがあります。

このような場合は買い取りの価格だけでなく、楽器を大切に扱ってもらえるお店かどうか、大事にしてきた気持ちを汲み取ってくれるかどうか、ということを重視してらっしゃる方が多いように感じます。

宅配での買い取りをご依頼いただき、運送業者がご自宅へ集荷に来たとき、楽器を運ぶ後姿を玄関で見送り思わず泣いてしまったというお客様。「楽器を手放すのは悲しいけれど、大切にして頂けそうだったから安心してお願いしました」と仰ってくださるお客様のお気持ちを裏切らないよう安全な取り引きを目指すドレミ楽器には、オーナー様から愛されていた楽器たちが集まってきます。

なぜ、楽器買取センターDOREMIを選んでくれたのか?

楽器買取でお問い合わせいただく多くのお客様は、複数の買取業者に見積もりを依頼されることが多いようです。お客様としては、一番高く買い取ってくれる業者を選びたいのだから当然のことですよね。必然的に、当方でも多くのお客様とコミュニケーションを取る機会があります。

私たちはお客様に率直に「どうしてうちを選んでくださったんですか?」と聞くことがあります。お客様からの印象をお聞きして、サービスをもっと改善していきたいと考えているからです。時にはドレミ楽器よりも高い査定金額を提示してきた買い取り業者を断って私たちを選んでいただけるケースもあります。

そういったお客様からの声を参考に、私たちなりに強みをまとめてみました。楽器の買取業者を選ぶ際の参考にしていただければと思います。(当方をを選んでいただけると嬉しいです。(笑))

楽器を修理できるから高い金額での買取が可能

使ってなくて調子の悪くなった楽器や、汚れが目立つ楽器でもキレイにメンテナンスをして楽器の価値を高めることが可能です。自社でのメンテナンスになるので、コストも最小限に抑えられます。 お客様からお売りいただいた楽器を磨いて、より高く販売することができる。その分、買取金額を高くご提示できるのです。あらゆるジャンルのものの買取を行っているリサイクルショップよりも高く買い取れる秘密がここにあります。

楽器買取専門店だから専門知識に強い


楽器買取センターDOREMIの前身はドレミ楽器は楽器店として昭和51年(1976年)に開業しました。ピアノの販売や調律をメインに事業を始め、中古楽器の買取・メンテナンス・販売事業も手がけるようになってきました。この40年近くにわたる歴史の中で楽器に対する専門知識がどんどん蓄積されています。
楽器に対する知識だけでなく、市場でどのメーカーのどの型番が需要が高いとか、市場価格がどれくらいで推移しているのかといった感覚も研ぎ澄まされてきました。累計の楽器買取実績数も13,000点を超えています。
そういった知識を生かして、「楽器を売りたいけど、メーカーも何もわからない」といったお客様にも親身になって対応させていただいています。また、可能な限りお売りいただいた楽器をキレイにメンテナンスして次のオーナー様に気持ちよく使っていただけるようにしています。

楽器をお売りいただくお客様、次のオーナー様のことを一番に考えています


私たちはみんな楽器が大好きです。だからこそ大切にしてきた楽器をお譲りいただくお客様のこと、次のオーナーになっていただくお客様のことを一番に考えています。
楽器にとっての一番の幸せは、大切にしてくれる人に演奏されることなんじゃないかと思います。楽器は造形美も兼ね備えていますので、さまざまな曲線や、独特の構造など、そのフォルムを見ているだけでもうっとりしてしまうこともあります。
とはいえ、楽器は美術品ではありません。演奏されてこそ生きてくるものです。これからも、ご縁をいただくお客様、縁あってドレミ楽器に届く楽器、その一つひとつのご縁を大切に事業を行ってまいります。

以上、手前味噌ではありますが当方の強みをアピールさせていただきました。引き続き、引越しの際に楽器を手放されるケースについてまとめています。当てはまるところがないかどうかチェックしてみてください。

引越しのタイミングで楽器を手放されるケース

引越しのタイミングで楽器を手放されるケース 楽器買取

最後に、引っ越しのタイミングで「処分」を考えられる場合があります。実はこのタイミングで楽器を手放されるという方が圧倒的に多いです。荷物の片づけをして、新居に持っていくものと処分するものを選別するタイミングで、長年眠っていた楽器がふるいにかけられるということが多いのは想像にかたくないですからね。

3月から4月にかけての引越しシーズンにいただく楽器買取のお問い合わせが一年で最も多くなります。「引越し」といってもケースによって楽器を手放す理由はさまざまです。実際に当社で買取に関するやり取りをする中で、どのようなケースがあったのかを事例を交えて紹介していきます。「引っ越し」にまつわる買い取りのケースを分けてご紹介していきます。参考にしてみてください。

引越しの荷造りをしていたら不要な楽器が見つかった


お客様のお話をうかがうと、引っ越しの作業中に不要となった楽器を見つけた時、「いくらなんでもゴミとして捨てるのは忍びない」という思いがよぎることがあるそうです。今は演奏していなくても青春の思い出が詰まっていますからね。片付けの途中なのについクラリネットを組み立てて、あぁ懐かしい‥詰襟が似合っていた俺‥セーラー服が可憐だった私‥と物思いにふけってしまう方もいらっしゃるでしょう。
けれど、これを引っ越し先に持って行く段ボールに入れるかどうかと考えた時、「ここ何年も楽器の演奏なんてしていなかったじゃないか」と我に返るのです。ピッコロやフルート、オーボエ、バイオリンなどケースもコンパクトな楽器であれば、迷った挙句、つい荷物に紛れ込ませてしまうことがあるかもしれません。

しかしながら、サックスやバスーン、トロンボーン、ユーフォニアムなどは、ぐっと思い留まる大きさです。楽器だけでも大きいのに、ハードケースの嵩も増すのですから、そもそも引っ越し用の段ボールにも入らないのです。今後おそらく日の目は見ないだろうし、「思い出」のためだけに引っ越し先まで楽器を持って行く?と自問したところで答えはやっぱりノー。

そして、持って行かないけれど愛着があって捨てることも出来ないのなら、処分と引っ越し費用の捻出を兼ねて買い取りしてもらおう!と、お問い合わせをいただきます。
けれど、学生時代はしっかり使っていても、ここ何年も吹いていないし、ましてや調整にも出していないような状態の楽器が、本当に売れるのか不安を感じるお客様がたくさんいらっしゃいます。そんな時、ドレミ楽器は楽器専門店ならではの強みを発揮します。修理が不可能なほどの損傷がなければ、基本どんな状態の楽器でも買い取りを行っているのです。

特に管楽器に関しては経験豊富な専属のメンテナンス技術者がいますので、事前に詳細をお伺いし、出来る限り高額で買い取りできるよう工夫しています。万が一、楽器の検品を行った結果、お知らせ頂いていなかった箇所の不具合が見つかった場に再見積もりを行うことがあります。その際、担当者より丁寧に説明させていただきますが、ご納得いただけなければ買い取りを中止することもできます。不要な楽器を「ゴミ」と分別する前にドレミ楽器までご相談くだされば、引っ越し費用が浮いてしまうお宝に大変身するかもしれませんね。

大きな楽器。粗大ごみとして出すにも手間とお金がかかるのはイヤだ


先に紹介した楽器より大きいサイズのものになると、もし廃棄しようと決めても粗大ゴミとして処分しなくてはいけなくなります。チューバやギター、コントラバス、電子ピアノ、マリンバなどです。自治体で回収してもらおうと思うと、事前に収集の申し込みをして、ゴミ処理券を購入して、収集日に指定された収集場所へ出して‥と、手間暇かかります。もちろん回収の費用が実費でかかります。
さらに、大きな楽器は移動させるだけでも一苦労です。引っ越しの片付けで疲れているのに、一人暮らしの女性が電子ピアノを分解して収集場所まで運び出すなんて、容易なことではありません。収集日も地域によっては月に一度しかないことがあり、引っ越し日が間近に迫っている場合にはとても不便です。

そんな時、全国からあらゆる楽器を買い取りしている当方のノウハウが活かされます。ヤマト運輸株式会社と提携しており、梱包用として使用している段ボールは事前にサイズをご指導いただいて、既製品ではなく段ボール専門店で特別に製作したものなのです。

大型楽器は運送の事情で近くの業者に引き取ってもらうしかないと諦めている方もいらっしゃるかもしれませんが、以前はドレミ楽器は電子ピアノでさえ日本のどこからでも買い取りを行っています。同封した説明書に従って簡単に二分解した後、こちらがお送りした段ボールに詰めていただくだけで、玄関先まで集荷に来てもらえるのです。もちろん運賃や保険料など掛かる費用は全てドレミ楽器が負担しています。
また、近隣にお住いのお客様には出張サービスも行っています。事前にお約束した日時に直接ご自宅まで伺い、その場で楽器の検品を行い、買い取り金額を現金でお支払いします。楽器はそのままの状態で置いておいてくだされば、運びだしから積み込みまで行いますので、とにかく楽ちんですよね。粗大ゴミとして処分するにはコストがかかりますし、引っ越し準備で忙しい時に大型楽器を車に積み込んで、買い取ってくれるお店を探すのも大変です。

特殊な楽器の場合、お店によっては買い取り自体をおこなっていない種類があったり、運賃がかかるという理由で買い取り金額を安く設定していることがあります。ドレミ楽器は出来る限り運賃コストを抑え、楽器そのものの価値を重視し査定額を算出していますので、引っ越し時に大型楽器を処分しようとお考えの方にはぴったりだと思います。

一点だけご注意願いたいのが電子楽器の買い取り対象についてです。電子ピアノやエレクトーンには必ず製造年度が記載されているのですが、買い取り可能な楽器は製造から8年以内のものに限ります。メーカーの部品保有年数が8年以内と定められており、そこを基準としています。9年を過ぎた電子楽器はドレミ楽器でもご処分扱いとなりますので、ご了承いただきたいと思います。判断がつきかねる場合は、お電話かメールでお気軽にお問い合わせください。 …現在は大型楽器、鍵盤楽器は行っておりません。(2022年4月1日)

お子さんが実家を離れ一人暮らしを始め引越し。楽器だけが実家に取り残されたまま・・・


お子さんが進学や就職でご実家を離れ一人暮らしを始めるために引っ越しをされるケースの場合、その時には捨てる決断が出来ず楽器を残していかれることがあります。「生活が少し落ち着いたら、また演奏する機会があるかもしれないし。そうなったら取りに来るので捨てずに置いておいてね~」
なんて台詞を残し、気付けばあれから10年。

お母様からすると「うちの子は何年経ったら落ち着くのかしら」と溜め息が出る思いですね。けれど、お子さんが大切にしていた楽器だし、いつか演奏するかもって言っていたし、勝手に処分なんて出来ないわねと、押し入れの片隅で眠らせています。それが大掃除や家の建て替えなどのタイミングで再登場、このままにしておいても仕方ないかしらとお子さんに念のため確認すると、返ってきた台詞は「そんなもの実家に置いてあったかな~?もうお母さんの好きにしていいよ」‥それなら自分が引っ越した時にちゃんと整理していってよね!という心の叫びは、残念ながらお子さんには届きません。

その胸の内をドレミ楽器にぶつけてくださればお応えいたします。実際にその楽器を演奏していた方とお問い合わせいただく方が異なる場合、楽器に詳しくなければどうやってお問い合わせしたらいいのかも分からないことがあります。演奏が出来ないので音が出る状態かどうかの判断も出来ませんし、かろうじて楽器の種類は分かっても、メーカーや型番などはさっぱり分からず、保証書や領収書などの控えも手元には残っていないため、困ってしまわれるのです。

楽器自体に品番の刻印がある楽器であれば、お電話やメールでも見ていただくポイントは説明できるのですが、ムラマツのフルートやクランポンのクラリネット、ヨーゼフのオーボエなど、古い機種になると管体には製造番号しか刻印されておらず、材質や機構を確認して初めて品番が判明する楽器もあります。処分を頼まれてしまったお母様に、電話口で材質や機構の説明をお願いするのはかなり酷な話です。
楽器の詳細がわからない方からの買い取り依頼にも、しっかり対応させていただきます。店頭へお持ち込みいただいてのご相談はもちろん大歓迎ですが、全国から宅配にて無料お見積もりのサービスを行っているのです。実物を拝見させていただければ、材質や機構で判断できますし、状態を確認し故障などの有無がわかります。とても古い楽器であっても、過去の資料から品番を特定することが出来ます。そうして査定額を算出しご連絡をしたのち、成約に至ります。

しかし、「好きにしていいよ」と仰っていたはずのお子さんが、「やっぱりダメ!もう一度吹く!青春の思い出!」と心変わりされることがあります。今まですっかり存在を忘れていた楽器であっても、売るとなると急に寂しく感じてしまうのかもしれません。また、査定額そのものにご納得いただけない場合もあります。そういった時にお客様から返品ご希望のお申し出があれば、丁寧に梱包し直し、すぐに楽器をご返送しています。

もちろんお見積もりにかかる往復の送料は全額を負担しています。「無料お見積もり」でお預かりする楽器も、買い取りした楽器と同じように大切に扱うのは楽器専門店としては当然のことです。引っ越しを機に残されてしまった楽器、使用者がいなくなってしまって詳細がわからない楽器だからこそ、ご相談いただければと思います。

結婚を機に新居へ引越し。楽器だけが実家に取り残されたまま・・・


ご実家を離れるのは進学や就職だけではありませんよね。ご結婚を機に、同居を選択しなければ引っ越しされると思います。その場合はもしお子さんが「もう使わないから処分してもいい」と決断されても、ご両親様が「いつか孫が出来た時に、その子が使うかもしれないから‥」とご想像されたり、「処分してもいい」と決断されたはずのお子さんの方が「いつか自分の子が使ってくれたら‥」と思いが募ります。

進学や就職をきっかけとする引っ越しの時より、楽器の放置期間が長くなってしまうことが多々あります。金管楽器は保管期間が長くても、使用後の清掃をきちんとしてあれば楽器へのダメージはあまりありませんが、木管楽器は気温や湿度によっても大変影響を受けます。メンテナンスをきちんとおこなってから保管していたにもかかわらず、その保管場所が湿度の高い押し入れの奥だった‥ということで、カビが発生してしまったり、管割れがおきることもあるのです。

今度こそもう誰も使わないと決めた!!その時には、楽器の状態が良くなく、他のお店ではお値段がつかなかった、なんてことになりかねません。長らく放置され劣化してしまった楽器も、買い取りを行います。楽器を分解し変色したキーの一つ一つを磨き上げ、カビも拭き取ります。バランスを調整し、演奏できる状態にします。
新しいオーナー様にお届けする時には、見た目も使用感も、年代を感じさせない楽器に仕上げるのです。
実際にドレミ楽器で劇的に生まれ変わった中古楽器のようすを下記ページで紹介しています。是非チェックしてみてください。

☆買取楽器のメンテナンス☆劇的ビフォーアフターはコチラ

楽器は手を入れてあげれば蘇るものですから、放置期間が長くなってしまった楽器でも諦めず、まずはご相談ください。もちろん、ビンテージ楽器でない限り、年式の新しい物が市場価値は高く、同じ品番であっても査定額がアップします。「使わない」とご決断されたら早目にご連絡いただいた方がいいですね。

故人が大切にしていた楽器の整理


引っ越しとは少しニュアンスが違うかもしれませんが、「遺品整理」でお問い合わせをいただくことがあります。生まれる前からあったような楽器で、誰も演奏しないし、形見として残しておくには大きすぎる、というご相談です。
ご生前、楽器を楽しそうに演奏され、とても大切にしていらっしゃった姿はご家族の皆さんが見ており、それを「不要なゴミ」として処分してしまうのは、思い出そのものを粗末に扱っているようで気が引けてしまうのですね。物に思いが宿るというとらえ方は、日本の文化だなと感心します。
こちらもお子さんが引っ越しされてしまったケースと同じく、お問い合わせしてくださっている方は実際に楽器を演奏されていません。ましてや、使っていらっしゃった方に詳細をお伺いすることは不可能なのです。古いし、楽器の詳細は分からないし、処分も出来ない‥という時は、お問い合わせください。

無料お見積もりのサービスをご利用いただけます。また、再販が難しい年式や状態の楽器は、買い取りのお値段をお付けすることが難しいことがあります。もしご処分を躊躇われてしまうようでしたら、当方にお預けください。買い取りではなく引き取りのみとなりますが、楽器のメンテナンスを勉強されている学生さんに教材としてご活用いただくよう、無料でお渡しする活動も行っているのです。

以上、引っ越しにまつわるエピソードをいくつかご紹介させていただきました。最近では引っ越し業者さんやリサイクルショップさんなどが、引っ越しで出た不要品の一括処分ということで、廃棄だけでなく買い取りも行っていますね。

そういうところにお願いしたら一度で全部が片付いてしまうし、引っ越し当日に見てもらえるから事前に何もしなくていいのは楽だし‥というお気持ちは、よ~く分かります。しかし、楽器の買い取りは専門知識が必要です。

楽器そのものについての知識だけでなく、中古市場における価値の判断や、楽器の故障状態の見極めなど、そこに長けているからこそ正確な査定額をお出しすることが出来るのです。引っ越しが決まり、楽器を手放すご決断をされた時は、是非ひと手間かけてお問い合わせください。
引っ越しという一大イベントにはお金がかかります。その足しになれるよう、精一杯の買い取り金額をご提示いたします。それに、楽器の価値を知らない業者さんに二束三文で買い叩かれては、大切にしていらっしゃった楽器が可哀想です。

新しいオーナー様への橋渡しも、責任をもって行っています。不要な楽器を売りたい方、中古楽器を買いたい方、音楽を愛する共通点をお持ちの皆様が笑顔になれるよう、安全かつお客様が安心できるお取り引きを心掛けています。迅速で丁寧なご対応をお約束いたします

楽器買取りの流れ

買取の流れ ご希望の方には梱包キット(梱包材料)を無償でお送りいたします!

買取のフォーム又はお電話で楽器の詳細をお知らせ下さい

お見積り金額でご納得の場合、梱包キットなどをお届けします

同封の説明書通りに楽器を梱包し、着払いにて発送して下さい

買取の楽器を確認でき次第、ご指定の銀行口座にお振込みです

当店へは送料着払いでお送りください♪

▼楽器の買取方法

下記の方法にて買取いたします。
詳細につきましては コチラ でご確認ください。

楽器の宅配買取

▼楽器買取に関するQ&Aはコチラ

Q&A
中古楽器を売りたい方へ

中古品の買取は古物商の法令に基づいて身分証明書の提示がもとめられます。本人が満20歳未満の場合は保護者の承諾が必要です。店頭買い取りには身分証明書をご持参ください。

楽器買い取り価格をアップ

楽器の買い取り価格のお見積もりをメールや電話でお問い合わせの場合には楽器名、メーカー、品番、製造年度(購入年度)、ご購入価格、楽器の状態など知り得る範囲で詳しくお知らせいただきましたらより正確に高価買取の見積もりができます

楽器買い取りのポリシー

ご使用されなくなって買い取りした楽器や、買い替えのために下取りした楽器を、専門技術者がメンテナンスして販売しています。調整された中古楽器をお値打ち価格で手に入れたい、そんな音楽を愛する方々のお役に立ちたいと思っています。

運営

楽器買取センター DOREMI
〒454-0854
名古屋市中川区松年町3丁目6番地2
営業時間:午前11時~午後4時
(定休日:土・日・月曜日・祭日)
TEL:052-654-7155

サイトマップ